60歳からのミニマリスト計画

日々のトライ&エラーを書き綴っています

餅つき機第2の人生

餅つき機をジモティーへ出品しました。

生前の母は毎年年末になると、お餅をついてのし餅を作っていました。

昔は鏡餅も作りましたが、すぐにカピカピになってしまうので、作らなくなりました。

 

キッチンのパントリー内で存在感を醸し出している餅つき機。

結構な重さもあるし、他に収納するところもなく、自分でお餅を作る気持ちもありません。

困ったときのジモティーだよりで、出品するも時季的なこともあるのか、なかなか買い手が見つかりませんでした。

いいね!はいくつかついているので、0円で出品し直せばすぐに見つかる気もしましたが、母が長年愛用してきたものなので、少しのお金を出してでも欲しいと言っていただけるかたに、譲りたい気持ちがあったので、様子をみていました。

 

先日購入希望者からコメントがありました。

いつもはこちらから、自宅近くを指定場所にして引き渡しするのですが、今回は先方から場所指定。

しかもめちゃくちゃローカルのスーパーの駐車場。

いつもと違った展開に、用心深いわたしがむくむくと顔を出してきて、ひょっとして知り合いの人?とか何か罠が?でも真っ昼間の駐車場だしね!などと、探偵気分でドキドキしながら、指定場所へ。

 

歩いて駐車場に入ってくる20か30歳台の男性が一人。

お互いの車種・色を伝えていたので、まさかと思いながらも、徒歩で駐車場に来る人も珍しいので、ガン見していたら、やはり引き渡しのお相手でした。

スーパーの駐車場は2つあるのですが、わたしが指定した駐車場は新しく作られた方で、それを知らなくて元々の駐車場にとめたそうで、徒歩での登場となったのでした。

色々と憶測していたのが、一気に吹っ飛ぶような、良さげな青年で、聞くところによると、毎年杵でお餅をついてみんなにふるまっているそう。

大変なので、餅つき機も併用しようかということで購入してくださることになったそうです。

大切に使わせて頂きますと嬉しいコメントもしてくださり、待ったかいがありました。

餅つき機の第2の人生がスタートです。

 

でも、一瞬頭をよぎったのは、母のあとをついで、青年のように皆さんにふるまったらよかったのかということ。

いやいや、それはわたしには荷が重い!

それぞれの役割があるので、自分に向いたことを地道にやっていきましょう。