母の四十九日の法要が終わりました。
葬儀の時には、檀家がないので、葬儀社で住職さんを紹介していただきました。
すぐ近くのお寺からの派遣でしたので、四十九日もお願いすればいいと思っていたのですが、結局別の住職さんにお願いしました。
理由は好みではなかったから・・・
今まで葬儀や法要でお経を何度も聞いていますが、好きになれなかったのです。
自分でも、こんなことがあるのか?!と不思議なんですが、高めの声・息継ぎ・せわしない仕草・・・
極め付きは、葬儀後にお布施を渡すためにご挨拶に伺ったのですが、住職からのお話は特になくて、四十九日法要の予定を2日間提示、さあどっちにしますか?的に催促されました。
一般的な会話としても、異常に早口なくらいのスピードでまくしたてられるようで、絶句でした。
父はつられて、はいはいと返事しそうだったので、「こちらから連絡いたします」とその場をしのぎました。
あんなに落ち着きのない、住職さんは初めてでした。
申し訳ないけれど、もう会いたいと思いませんでした。
そして、僧侶派遣の会社に依頼して、とても良い僧侶に四十九日の法要を行っていただけました。
まだお若い僧侶で、自ら「若です」とおっしゃる、気さくなお人柄。
イケメン好きな母には、今回の僧侶のほうが絶対に嬉しかったと確信します。
母の遺品整理中、あちこちから、お守りがでてきて、どうしたものかと思案していたのですが、白木のお位牌をお焚き上げするときに一緒にしていただけることとなりました。
はじめは、僧侶自らが申し出はされないという心遣い。最後のお品ですから、と。
優しさがあって、ぜひお願いしたいと思いました。
後日また出てきたら、送ってくださいねとも言っていただき、頭がさがりました。
僧侶派遣はどんな方がいらっしゃるかわからない不安もありますが、とてもよい僧侶を派遣していただけて大満足の法要がとり行えました。