60歳からのミニマリスト計画

日々のトライ&エラーを書き綴っています

半身麻痺から学んだこと

たまたま見たNHKのテレビ番組。

途中からだったのですが、半身麻痺のシニア女性がリハビリを頑張っている場面でした。

歩行訓練として器具を装着して、階段をのぼる訓練を開始したところ。

その状態で、階段って厳しいのでは!?と、瞬間的に感じましたが、

「麻痺していない方の足をもっと鍛えて歩けるようにしていく」

そのような説明でした。

 

それで思い出したのが、母が癌の転移による脳梗塞を発症したときのこと。

 

母は左半身の動きが悪かったので、悪い左手を一生懸命に動かすように努力していましたが、その時教えていただいたのが、

「動く部分を鍛えていくと、動かないところもつられて動くようになる」

なるほどと、目からウロコでしたが、TVでみたリハビリは、まさにそういう理由から行われていたのでした。

 

前述の女性は無事自宅に戻って、ひとり暮らしを再開できるまでに回復されていました。

 

これって、リバビリ以外でも重要なことだと思います。

今は自分の欠点克服や、ないものを求めていくなど、足りない部分にフォーカスをして、補っていくようなことが多いように感じます。

もちろんそれも必要ですが、得意なところ、良い部分にフォーカスをして、そこをさらに伸ばしていく。

そうすると、他のところもつられて変わってくる。

たとえ変わってこなくても、良いところが補ってくれる。

そんな、考え方もありだなと。

 

単純に考えても、得意分野に集中しているほうが、生き生きとできるし、楽しい時間を過ごせますものね。