60歳からのミニマリスト計画

日々のトライ&エラーを書き綴っています

ダイニングセットの交換

自宅マンションの片付けも大詰めを迎えています。

引っ越しではあるけれども、通常の引っ越しではないので、家具類などの大物は不要です。本当なら持って行きたいものもありますが、実家の状況では、設置場所がなくてとても無理です。

まあ、生活はできているので、もう必要はないと割り切れてもいます。

 

唯一交換という形で、実家に運びたいものがありました。それはダイニングテーブと椅子。

生前の母も言っていたので、なんとかしたいなと思いつつ、方法を考えていました。

一番てっとり早くて、確実なのは業者に頼むことですが、費用がかかります。

知り合いに頼むのは、最終手段にしたいなと。これからも、色々と出てくると思うので自力でできることは、なんとか知恵を絞りたいのです。

 

そこで、ひらめいたのが、またしてもジモティーです。

実家のダイニングセットを出品して、マンションからの搬送もしてもらうという条件つき。

ラッキーなことに、出品後すぐにコメントがあり、高齢のご両親を引き取ったので、椅子での食事をさせてあげたいと、なんとも心あたたまる理由。

 

が、しかし、その後すぐに、ジモティーから内容変更依頼がはいりました。

搬送は規定外だそうで、その条件での出品はできないとのこと。

仕方ないので、条件は書かずに出品し直し、コメントくださった方には、再度事情を説明してみましたところ、こころよく了解をしてくださり、こちらの希望日、時間に動いてくださることになりました。

 

当日時間通りにマンションに来ていただけましたが、驚いたことに女性だったのです。

 

搬送作業もありますから、てっきり男性だとばかり思っていたのと、華奢そうな女性だったので一瞬は大丈夫かなと、思ったのですが、若い女性(娘さんのお友達、娘さんは車中待機)と2人で来ていただけたので、なんとかなるかな。いやなんとかして貰わないと困る!

そんな気持ちで部屋に向かいましたが、考え方によっては女性でよかったなと、お話をしながら思いました。

 

一応工具としてドライバーは持参したのですが、なんとテーブルの足を外すのに、6角レンチが必要というアクシデントがありましたが、近くのスーパー内にあるダイソーに走り購入できました。

その途中で頭をよぎっていたのは、初対面の人を部屋に残して、部屋から家主がいなくなるってどうよ!ってこと。

まあ、貴重品もありませんし、なにより、無理な依頼もこころよく受けていただけたかたなので、信用はできると信じながら。

 

色々と想定外のアクシデントがありながらも、無事にダイニングテーブルセットの交換ができました。

 

引き取りの女性は、DIYが趣味だそうで、少し切れた部分のある椅子の座面は張替えできるし、剥げたテーブル面も削ってニスを塗ればきれいになると言っていました。

すべて独学でやっているそうなので、実家にもどってから、DIYをやってみたいと思っていた背中を押された気がします。

 

今回は本当に運が良かったとしか言いようがありません。

タイミングといい、偶然の出来事といい、いい流れのときには、応援の力が働いているのですね。

ひょっとして、実家でダイニングセットを使えるように、母が力を貸してくれたのかもしれませんね。