父と喫茶店でモーニングをしているときのこと。
いつもはママさんとパートさんの2人なのに、その日はママさんが1人だったので、今日は1人なのかと聞くと、「パートさんは1日おきに、2人体制」だそうで、その日は少し離れた場所から出勤されるかたの日で、お店がオープンしてすぐの早い時間はママさんが1人で対応しているとのこと。
それに対してわたしは、
「そうなんですね」
と答えたのですが、父に
「そうなんですか?だろう」
と、即座に訂正されました。
えーー
そうなんですか?(笑)
結構な確率で「そうなんですね」を使っていたように思うし、違いについて特に気にしていませんでした。
読書家の父の方が正しい言葉の使い方を知っていると思ったので、そこは反論せずにそんなもんかなぁと素直に受け入れました。
気になったので、調べてみると、「そうなんですね」は新しい使い方のようで、比較的若い人が使っているらしくて、「そうなんですか」のほうが正しいというか、本来の使い方のようです。
「そうなんですね」だと
納得されてしまったので、そこで会話が終わってしまう。
「そうなんですか?」だと
その後も会話が続く、コミュニケーションがとれる。
インタビューでは後者を使って、話を引き出せるようにされているそうで、コミュニケーションをとりたいわたしとしては、意識して「そうなんですか?」を使って、少しでも会話力を高めていけたらと思いました。
まだまだ父に教えられることがあり、嬉しくも感じた出来事でした。