60歳からのミニマリスト計画

日々のトライ&エラーを書き綴っています

ちきりんさん「ゆるく考えよう」感想

Audibleでちきりんさん「ゆるく考えよう」を聴きました

 

これまで2,3回は聴いていますが、軽い読み物が聴きたいなという気分の時に聴き返している書籍です

 

タイトルからして、そそられます

 

 

 

眠る時や朝もう少し寝ていたい時に聴いているのですが、知らぬ間に寝ているというまさに、ゆるゆるな聴き方なので、実際に何度きいているのかわからないくらい

 

同世代ということもあって、共感できることも多く、これまで漠然とそう考えていたことが、言葉として紡がれて納得できたことも多く、ちきりんさんの表現力にはあらためて感嘆です

 

 

 

うつ病になる人のタイプとして真面目であったり、几帳面であったりと羅列されていて、わたし当てはまるわーーと思いながら聴いていると、ちきりんさんもドンピシャに当てはまるそうで、だからこそ自分ごととして捉えて、気をつけているそう。

 

「私は大丈夫」ではなくて、「私はなりそう」からのスタートを切れるって、俯瞰で見られてるからこそで、対応策としては、あまり物事を考えていない人と一緒にいることで回避できて、しだいに自分の性格も変わってきたそう。

 

言われたら、自分も無意識にそんな人を好んでいるようで、その理由が明確になりました

まあ、何も考えていないという表現は極論で、前向き・気にしない・ゆるく考えるそんな心持の人といるほうが、自分も楽にいられるってことなんですが。

 

ちきりん家には良かった確認という習慣があるそうで、

ちきりん母はそれの天才

大事な仕事の日に寝坊したら、

「そんなに大切な日なのに寝坊するってことは、よほど疲れが溜まってたんだから、起きられたら大きな病気をしたかもしれない。寝坊して体力が回復してよかったじゃない

 

財布を取られても

「財布だけで済んでよかった」

 

病気をすれば

「健康のありがたみが分かってよかった」

 

物事も良い面を見る習慣は、できそうでなかなかできませんが、その考えを頭の片隅に置いておき、冷静になれたときに引っ張り出せる習慣ができたら、ちきりんさんが言われるように、性格も変わって行くかもしれかせん

 

変えようというよりも、自分が心地よくいられるのはどんな状況かなと感じながら、そこに向けて進んでいくようなイメージかな

 

 

 

「お金」に関した章では、ローンを組むのはせいぜい10年までという内容に、言われたらそうだよなと今更ながら腑に落ちました

10年以上かけて返済しなければいけないのは、分不相応な買い物ということ

 

10年後でも世の中・自分の生活がどうなっているのか予想できそうで、できませんから、住宅ローン35年なんて無謀であり、いまや50年ローンや2世代ローンなんて、よく考えたらありえないものが、今どきの常識になってきている

 

親子ローンでマンションを購入した友人は、息子さんが結婚したことで支払いが難しくなり、売却しました。その時にはそういうこともあるんだなぁと思ったくらいでしたが、起きるべくして起きたともいえたんですね

 

友人はもう一軒マンションを所有していて、それを賃貸に出していたのでそこへ引っ越しして事なきを得ましたが、場合によっては大変なことになることもあるので、ローンは本当に考えないといけません

 

この先はいやでも、分相応な生活しかできませんが、その範囲内でも満足ができる暮らしを続けていけるのが理想です