先日 役所広司さん主演「PERFECT DAYS」を見に行きました
1日1回の上映でしたので もう 上映 も終盤に近いんでしょうか
たくさんのシニア層の観客でほぼ満席状態の場内でした
主役が東京のトイレ清掃員ということぐらいの予備知識でしたが、当然現代版のストーリーだと思っていたのですが、途中 いつの時代なの分からなくなりました
それくらい 現代社会からかけ離れた印象の生活を送られていて、はじめはセリフもほとんどなかったりしたので、不思議な感覚になりました
主人公 平山さんはシニアであり、 住んでいるのも ボロアパート、 仕事は 3K ですが、窓辺で植物を育てて 毎朝 霧吹きでお水をあげていたり 、小さな簡易本棚には 文庫本がぎっしり 入っていて毎晩の読書、 玄関の横には出かける時に持っていくものがきれいに 順番に並べられていたり、仕事着とプライベートできっちり分けられた 少ない数の衣類
そんな暮らしぶりを見ていると、おしゃれさには無縁ですが ミニマリストと呼ばれている若い方と とてもシンクロしましたし、ある意味丁寧に暮らしているようでした
年齢が近い私としては、最終的にはああ言った 必要最低限の所持品や人間関係で人生を終えられていけたらいいなと思いながら鑑賞していました
若い方が見たらどんな印象を持たれるのか 興味深いところです
ひとつだけ言わせていただくとすれば 大きなスクリーンで見る必要はないかもしれないな ということです
自宅でリラックスして、ゆったりと見てみたい気持ちがしました